しまなみ海道

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尾道の海を見ると立派な橋がずっと向こうまで続いているのを見ることが出来ます。西瀬戸自動車道、通称しまなみ海道です。

しまなみ海道は広島県尾道市と愛媛県の今治市までの全長約60㎞を結ぶ道です。瀬戸内海に浮かぶ島々には尾道大橋、新尾道大橋、因島大橋、生口橋、多々羅大橋、大三島大橋、伯方橋、大島大橋、来島海峡大橋、計9本の橋が架けられています。

中でも多々羅大橋は完成した当時は世界最長890mの斜張橋として知られていました。
 また、しまなみ海道は日本で初めての海峡を横断する自転車道があることでも知られています。この道路は総延長80kmであり、美しい瀬戸内海を眺めながらウォーキングやサイクリングを楽しむことが出来ます。

 このしまなみ海道が完成するまではどのような歴史があったのでしょうか。
 架橋運動が始まったのは1945年のことです。伯方島の木浦港沖で第十東予丸沈没事故が発生し397人もの方が亡くなったのです。

その後も1957年に第五北川丸沈没事故が発生し架橋運動は大きくなっていったといいます。

 しかし架橋はなかなか実現しませんでした。1973年11月20日、着工5日前にしてオイルショックの影響なで橋の着工が無期延期にされてしまったのです。

 その後工事は再開され、1999年5月1日に来島海峡大橋、多々羅大橋、新尾道大橋が開通しました。しかし、この時点でもすべての島が高速道路で繋がったわけではなく、全線が開通したのは2006年のことでした。

 このように架橋運動から長い年月をかけ現在のしまなみ海道は出来上がりました。橋を渡るとき、美しい景色だけではなく、このような歴史にも思いをはせてみたいものです。

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